
2002年8月7日
東芝テック株式会社

「e-STUDIO 810」(オプション装着状態)
東芝テック株式会社は、東芝MFP(Multi-Function Peripherals)「e-STUDIO(e-スタジオ)シリーズ」、3機種を10月1日より日本国内において発売します。
当社は、様々なマルチネットワークに繋がるビジネス環境に応えるため、高速MFP の分野においても、さらに使い勝手のよいプリンティングソリューション/ファイリングソリューション/ディストリビューティングソリューションなど、お客 様のニーズに合わせた様々なオフィスソリューションをサポートする、毎分55枚/65枚/81枚*1のモノクロ高速MFP「e-STUDIOシリーズ」を新たにラインナップに揃えました。
オフィスで求められる作業効率向上のための様々な大量ドキュメントのセンタ-で の出力、またドキュメントの作成・配布、保管・検索など日常的な文書情報の共有ワークの効率化、ナレッジマネジメント化を「TopAccessコントロ- ラIIG」が自在に管理、さらにはハードウェア資産の有効活用による効率的なPODビジネスなどMFP市場の広範囲で多様な要求に応えていきます。
環境への配慮では、東芝テック独自の新定着方式「Twin IH Fusing System」 *2を 開発し、MFPでエネルギ-環境負荷のネックとなっていた従来の定着加熱方式を大きく転換して、環境調和型製品のコアとなる新技術を「e-STUDIOシ リーズ」に搭載しました。これにより「e-STUDIOシリーズ」は、省エネ法で定められている2006年度エネルギ-消費効率の目標基準値をクリアし、 エネルギ-資源の有効利用を推進します。
当社は、2000年の新製品から事務機器製品において世界で初めて「IH Fusing
System」技術による環境調和型製品の開発に成功しており、今後も積極的に環境調和に向けた製品開発に取り組んでいきます。
*1 A4ヨコ、同一原稿連続複写時
*2 Twin IH Fusing System:独自に開発された二分割コイル構造の電磁誘導(Induction Heating)によるヒートローラ加熱方式
| 製品名 | e-STUDIO 550 | e-STUDIO 650 | e-STUDIO 810 |
| 標準価格(税別) | 2,100,000 円 | 2,480,000 円 | 3,600,000 円 |
| 発売予定日 | 2002年10月1日 | 2002年10月1日 | 2002年10月1日 |
1.多様なネットワークソリューション機能
プリンタユニット(GA-1140J)*3の装着により、高速大量出力のユーザーの要求に応えて、e-STUDIO 550は毎分55枚*1、e-STUDIO 650は毎分65枚*1、そして
e-STUDIO 810は毎分81枚*1、 の高速プリントが行えます。しかも2,400dpi相当×600dpiの高解像度となっており、最大A3サイズまでの用紙に写真やイラストに求められる濃 淡のニュアンスまで美しく、細線や小さな文字はシャープな高画質出力を実現しますので、オフィスネットワーク環境での共有プリンタとして最適に利用できま す。
高速プリントとドキュメントマネジメントの課題に取り組まれるユーザ-には、「TopAccessコントロ-ラIIG」(GL-1020J)*3が 対応します。スキャン to File、スキャンto E-mail、スキャンto Internet FAX等のファイリング機能、インターネット接続、さらには文書編集ソフトウェア「TopAccessComposer」と連携し、入力、転送、編集・保 管できます。また出力機能を自在にジョブ管理できるセンタ-装置として、電子データと紙情報とのゲートウェイ的ドキュメント管理を効率よく、オフィスの電 子キャビネット化を実現していきます。その上プリント部とスキャン部がそれぞれ独立して可動するコンカレント処理を行いますので、印刷中であっても人を待 たせずスキャン操作が行え、コピージョブも原稿読み込みによる印刷予約が5件まで可能です。
さらに、PODなどのプロフェッショナルなマーケット向けには、GA-1140J*3にHDD(GE-1060J)*3と「スキャンアクセラレータ」(GE-1110) *3を 付加しますと、ハイエンドMFPシステムとして軽印刷業務の需要に応えられます。またホストコンピュータがUNIX OSのプラットフォームにも対応しますので、マルチネットワークの構築が可能です。様々なペーパ―とそのハンドリング処理、そして Command Work Station
4*3、Fiery FreeForm
*3やDocBuilderPro
1.5*3などのページデータ編集のためのソフトウェアとのコンビネーションにより、高度な印刷需要のニーズにも自在に効率のよいスピーディでプロフェッショナルなプリントソリューションを実現します。
*3 各コントロ-ラ-・ソフトウェアはオプションです。
当社は事務機器製品において世界で初めてトナ-の定着方式に当社独自の「IH
Fusing System」を2000年の新製品から採用を開始しています。この独自の電磁誘導発熱による定着加熱システム技術をさらに進化させ、高速機にも対応する 二分割コイル構造の「Twin IH Fusing System」により、エネルギ-消費効率を当社従来機種に比べ最大32%大幅削減できました。これは毎分81枚以上のクラスの高速機で世界最小の344Wh/hとなり、省エネ法で定められた2006年度目標基準値*4をクリアしました。これにより電力消費の効率化に貢献します。またこの技術によって、ウォ-ムアップタイムも当社従来機の三分の一*5まで短縮でき、高速機であっても欲しい時にすばやい立ち上げ稼動が可能となりました。
(IH Fusing System 原理図)

そして、このe-STUDIOシリーズから東芝テック独自の「Toner Recycling System」新現像エンジンを採用しました。従来印刷時、トナ-が紙面上に転移されなかった残留トナ-は
100%排トナ-として排トナ-ボックスに廃棄されていましたが、本 e-STUDIOシリーズは残留トナーを90%近くまで現像エンジン内で回収し、新たなトナ-と混合して再印刷工程に流通させ資源利用の効率良い稼動ランニング機構を実現できました。
さらに、環境負荷物質となっている化学3物質につき、当社は鉛フリ-100%*6、クロムフリ-88%、ハロゲンフリ-90%*6の大幅な削減を実現しています。これら製品の環境負荷に関する詳細な定量情報は、業界の先駆けとして、この7月に既に(社)産業環境管理協会(JEMAI)*7から検証承認を受けており、「エコリーフ」公開認定商品としてそのデータを一般に広く公開を予定しています。
*4 省エネ法(エネルギ-の使用の合理化に関する法律:1999年4月より改正施 行)において、複写機製造事業者が各出力用紙別速度区分別製品に対し、2007年3月末までに各目標基準値(wh/h)を上回らないよう設定した複写機の 一時間当たりの消費電力量値(エネルギ-消費効率)。
51~60CPM機:目標基準値205Wh/h
61~70CPM機:目標基準値257Wh/h
81~85CPM機:目標基準値369Wh/h
*5 従来機種ウォ-ムアップタイム420秒に対し、e-STUDIO 550/650で約130秒、e-STUDIO
810で約160秒の立ち上がりを実現。
*6 当社内製プリント基板における比率です。
*7 (社)産業環境管理協会(JEMAI):当協会は、環境アセスメントや環境パフォーマンス評価手法、ライフサイクルアセスメントなどを調査企画し、タイプ3環境ラベル発行を推進している環境負荷認定団体。
3.多彩なペーパーハンドリング機能
「e-STUDIOシリーズ」は、効率的で高度なコピー・プリント作業を要求されるオフィスで、その様々なペーパーハンドリング能力により、オフィスでの生産性を大幅に向上させます。給紙容量は550枚×4段、手差し100枚、さらに4,500枚の大容量給紙装置*8を 装着すると合計6,800枚の給紙が可能となり、プロフェッショナルの要求にも応えられます。また、スタックレス方式の自動両面ユニットにより処理速度の 向上が図られ、操作性と生産性を兼ね備えた両面コピー・プリントも実現し、大容量HDDがサポートする電子ソート機能も標準装備しています。
自動給紙機構の印刷用紙は64~209g/
に対応し、オフィスでの広範な厚紙用紙への要求にも応える印刷モードを用意しており、しかもその厚紙印刷モードであっても印刷スピードを減速させることなく高速スピード印字*9を維持して出力ができます。そして分厚い印刷物に欠かせない挿入タブ用紙への印刷も格納対応が可能となりました。
さらには、厚紙や色紙製本表紙を印刷時に適宜挿入できるインサータ*8を開発、この装置を装着すると製本作業効率の大幅アップが図れます。フィニッシャー*8は従来機の2倍に当たる4,000枚ものスタックが可能になっており、これにホールパンチユニット*8を取り付けることにより、大量の資料に対応したフォルダーへのファイリング効率を簡素化できます。
フィニッシャーの機能として3モードのステイプル処理が可能で、さらにサドルステッチフィニッシャー*8で は「中折り綴じステイプル」により、「中折り綴じ」を使用してコピー・プリントされた用紙の中央をステイプル止めし、二つ折りまでを自動処理します。これ らの多彩なペーパーハンドリング機構を利用することで、コピー機能だけでなく、プリント機能での個別のMultiple Original Printing機能を生かした高速処理の効率的なドキュメント作成を行うことができます。
*8 各ハンドリング機構はオプションです。
*9 但し、e-STUDIO 810の厚紙モード2(164g/
~209g/
)は、65ppmに減速させます。
MFPの装置幅を220mm圧縮し、698mm幅にできたことにより、設置スペースで上位高速機種に入れ替えできなかったオフィスにも導入設置が可能となりました。
一方、枠組構造(溶接加工)の積極採用によるフレーム強度の強化、新規WEBク リーニング方式の採用、そして超高耐刷性感光体や各パーツの徹底したロングライフ化(従来機比約15%アップ)を図ることによって、コンパクトでありなが ら高耐久性のあるMFPを実現することができました。 厳しい使用環境にも優れ、廃棄物発生サイクルを抑制した環境負荷の軽減に貢献する環境調和型の製品 です。
5.誰もが使いやすい意匠設計
大きなサイズや窪んだボタン、大きなパネルに大きな文字。手触りだけで解る凸表 示ボタンマークなど、操作を行なうどなたにも配慮したユニバーサルデザインにしました。操作表示のデザインは、5つのタブを用意し、操作画面の切り換え輝 度で明らかに機能変換が判るよう配慮をしました。
| <基本仕様> |
|
| ●形式 | コンソール |
| ●原稿台方式 | 固定式 |
| ●感光体種類 | OPC |
| ●読取方式 | 固体走査素子(CCD)による平面走査 |
| ●記録方式 | レーザーによる乾式静電転写方式 |
| ●解像度 | 読取:600dpi×600dpi、印刷:2,400dpi相当×600dpi |
| ●ウォームアップタイム | e-STUDIO 550/650 約130秒(20℃) e-STUDIO 810 約160秒(20℃) |
| ●連続複写/プリント速度 | e-STUDIO 550 55/分(A4ヨコ) e-STUDIO 650 65枚/分(A4ヨコ) e-STUDIO 810 81枚/分(A4ヨコ) |
| ●給紙方式 | カセット4段自動給紙(当社推薦紙550枚×4) 大容量給紙装置(東芝推薦紙4,500枚:A4ヨコ/B5ヨコ) および手差し給紙(最大100枚自動給紙可能) |
| ●最大給紙容量 | 6,800枚 |
| ●用紙種類 | 自動給紙の場合 :64~209g/ 手差し給紙の場合:64~209g/ |
| ●トナー補給 | 自動濃度検知、カートリッジ供給方式 |
| ●定着加熱方式 | 誘電加熱方式 |
| ●エネルギー消費効率 | e-STUDIO 550 201Wh/h e-STUDIO 650 254Wh/h e-STUDIO 810 344Wh/h |
| ●電源 | e-STUDIO 550/650 AC100V・15A、50/60Hz共用 e-STUDIO 810 AC100V・15Aと5A、50/60Hz共用 |
| ●最大消費電力 | e-STUDIO 550/650 1.5kW以下 e-STUDIO 810 2.0kW以下 |
| ●大きさ | 幅698×奥行777×高さ1,213mm |
| ●質量 | 214kg(本体のみ) |
| ●機械占有寸法 | 幅1,401×奥行777mm(本体のみ) |
| <コピー機能仕様> | |
| ●複写原稿 | シート、ブック(最大A3) |
| ●複写サイズ | 自動給紙:A3/B4/A4ヨコ/A4タテ/B5ヨコ/B5タテ/A5タテ 手差し給紙の場合:A3~A5タテ、ハガキ (欠け幅:先端3±2mm、後端・左右端各2±2mm) |
| ●ファーストコピータイム | 3.2秒(A4ヨコ、本体1段目からの給紙、原稿台からのコピー時) |
| ●連続複写 | 1~9,999枚 |
| ●画像濃度選択 | 自動濃度および11段ステップ選択方式 |
| <ネットワーク仕様(オプション)> TopAccess文書管理機能タイプ(GL-1020J) |
|
| ●プロセッサ | Intel Celeron(566MHz) |
| ●システムOS | Linux |
| ●メモリ(RAM) | 256MB |
| ●ハードディスク装置 | 20GB |
| ●インタフェース | 10 Base-T /100Base-TX(イーサネット) 無線LAN(802.11b)*10 |
| ●プロトコル | TCP/IP、Ether Talk |
| ●プリンタ言語 | PCL6、PostScript Level3互換 |
| ●対応OS | Windows98/2000/Me/XP/NT4.0(DOS/V機)、MacOS、 |
| *10 詳しくはご販売店に確認願います。 | |
| <プリンタ機能/プリンタ&スキャナ・プロフェッショナル機能タイプ>(GA-1140J) | |
| ●プロセッサ | Intel Pentium3クラス(500MHz) |
| ●システムOS | Linux |
| ●メモリ(RAM) | 128MB(最大256MB:オプション) |
| ●ハードディスク装置 | 10GB(オプション) |
| ●インタフェース | IEEE1284、ECP準拠(双方向パラレル) 10 Base-T /100Base-TX(イーサネット) |
| ●プロトコル | TCP/IP、IPX/SPX、Ether Talk |
| ●プリンタ言語 | PCL6、Adobe PostScript Level3(オプション) |
| ●対応OS | Windows98/2000/ XP/NT4.0(DOS/V機)、MacOS、UNIX |
名称 |
型番 |
標準価格(税別) |
| マルチポジションステイプルフィニッシャー | MJ-1017 | 250,000円 |
| サドルステッチフィニッシャー | MJ-1018 | 380,000円 |
| ホールパンチユニット | MJ-6003E | 50,000円 |
| インサータ | MJ-7001 | 130,000円 |
| 大容量給紙装置 | MP-4003A | 200,000円 |
| プリンタユニット | GA-1140J | 250,000円 |
| PS3 Upgrade Kit HDD無し | GE-1050J | 90,000円 |
| PS3 Upgrade Kit HDD付 | GE-1060J | 300,000円 |
| スキャンアクセラレータ | GE-1110 | 20,000円 |
| 拡張メモリ(128MB) | GC-1080 | 150,000円 |
| DocBuilderProソフトウェア | GB-1160 | 390,000円 |
| TopAccessコントローラIIG | GL-1020J | 358,000円 |
※Windows
98、WindowsNT
、Windows
2000は、米国マイクロソフトコーポレーションの米国及びその他の国における登録商標です。Power PCは、International Business Machines Corporationの商標です。
IPX/SPXは、Novell Inc.の商標です。PCLは、Hewlett-Packard Companyの商標です。 Intel、Celeron はIntel Corporationの登録商標または商標です。Postscriptは、Adobe Systems Incorporation(アドビシステムズ社)の商標です。 Ether Talkは、Apple Computer Inc.の商標です。 FreeForm、DocBuilderは、EFI社の商標です。
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